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もちかえる

言い方を直す前に、置く場所が決まる。

同じ「うまくいかない」でも、直せる場所は一つではない。先に三つ問うと、書くべきものが一つに決まる ── そのまま頼む文なのか、毎回読ませるファイルなのか、判断の外に置く設定なのか。言葉で頼むのは、五つのうち一つでしかない。

どこの話か七枚ぜんぶ 根拠この頁は新しいことを言っていない ── 各頁の結論を、問う順に並べ直しただけ

三つの問い

順に問うと、形が一つに決まる

三つとも、このサイトのどこかに書いてある。書いていなかったのは、問う順序のほう。順序が効くのは、先の問いで枝が終わることがあるから ── そこまで行かずに決まる場合がある。

  1. まず

    確かめる段を、作れるか

    • 作れない ── 渡さない。間違いに気づけないまま進むので、頼み方をいくら直しても届かない。まず 渡せる形に切り直す
    • 作れる ── それから、次を問う
  2. それから

    同じことが、二度目か

    • 一度きり ── そのまま頼む言葉で終わる枝は、ここだけ。足すものは何も要らない
    • 二度目が来た ── 最後を問う
  3. 最後に

    それは、機械が判定できる規則か

    • できない(「丁寧に書け」など) ── 文脈へ。毎回のファイルか、要る時の紙。⚠️ どちらもお願いで、破られうる
    • できる(「このファイルを触るな」など) ── 判断の外へここだけが破られない

⚠️ 全部を下の層へは降ろせない。降ろせるのは機械が判定できる規則だけで、全部降ろすと動かなくなる ── 選ぶことが仕事になる。⚠️ そして順序を飛ばすと逆を向く:確かめる段が無いまま頼み方を直しても、良くなったかどうかが分からない。一度きりのことをファイルに書くと、使わない日も毎回請求される。

出典三つの問いは、それぞれ たしかめ「材料」・拡張「引き金」・仕組み「分水嶺」が持っている。ここでは並べ直しただけなので、裏はそちらで取る。

控え

枝ごとに、写せる形で

上で決まった枝の、一つだけを取る。全部を貼らない ── 全部貼ると、二つ目の問いの答えが「一度きり」だったものまで毎回載ることになる。

渡せる形に切り直すまだ渡さない

いま渡そうとしている形:
  <たくさん>を、<基準があいまいなまま>やって
  → 合っているかどうかが、後から誰にも分からない

渡せる形に直す:
  まず<少しだけ>やって。
  私が作った見本(入力 → こうなるはず)と突き合わせて、
  ずれたものだけ挙げて。
  基準が合ったのを見てから、残りへ広げる。

⚠️ これは頼み方の工夫ではなく、仕事の切り方。見本を作るのは自分の側で、そこは省けない ── 省いた瞬間に、確かめる段がまた消える。

そのまま頼む言葉。どの道具でも効く

<やってほしいこと>

材料:
<貼る>

判断の材料を先に書いて、結論は最後に1行。
確かめ方: <入力> を渡したら <こうなるはず>。
3回で通らなければ止めて、経過だけ報告して。

形そのものが、四つを同時にやっている ── やってほしいことを先頭に、守ってほしいことを末尾に(真ん中は落ちる)。結論を後ろへ(考える場所を作る)。確かめ方を一組止める条件
⚠️ 自分の案を書かない。「A案でいいと思うんだけど」と添えた時点で、返ってくる答えは動いている。

毎回のファイル常に載る。破られうる

## この場所の決まり

- 結論は最後に1行。判断の材料を先に書く
- 直す前に、入力と「こうなるはず」を1組もらう
- 3回で通らなければ止めて、経過を報告する

⚠️ 短いままにする。提供元が「長いファイルは文脈をより多く食い、従う度合いを下げる」と書いている ── 効かないから書き足す、を繰り返すと効かなくなる方向へ進む。
⚠️ 切り出しても減らない。別ファイルに分けるのは整理には効くが、起動時に全部読み込まれる。減らしたいなら下の「要る時の紙」へ移す。製品によるファイル名は道具ごとに違う。

要る時の紙名前の一行だけが常に載る

---
name: <呼び名>
description: <どういう時に使うか。ここだけが毎回載る>
---

<手順を、上から順に>

確かめ方: <この手順が効いたと、どう分かるか>

説明の一行だけが常時載り、本文は使う時に載る。だから何枚あっても窓を圧迫しない ── 二つ目の問いが「二度目」で、かつ毎回は要らないものはここ。
⚠️ 製品による置き場所も書式も道具ごとに違う。繋ぐ口(MCP)とは役が別 ── こちらは知識、あちらは呼び出し。

判断の外言葉が効かない。だから破られない

{
  "permissions": {
    "deny": [
      "Read(./.env)",
      "Read(./secrets/**)"
    ]
  }
}

禁止は許可より先に評価されるので、他に何を許していても、ここに書いた分は通らない。道具の名前ごと禁じると、AI からはその道具が見えなくなる。
⚠️ 製品による書式は道具ごとに違う ── 写す前に 提供元のドキュメントで当てる。
⚠️ 必ず走る仕掛け(フック)は、ここでは配らない。あれはコードが走るので、他人が書いたものをそのまま置く形にしない ── 何を止めたいかが決まってから、自分で書く。

⚠️ 五つのうち、言葉で終わるのは一つだけ。残りは書く場所を変える話で、どれだけ上手く書いても、置き場所が違えば効かない ── それが最初の一枚(仕組み)の分水嶺そのもの。

はじめへ仕組み ── 言葉で直るところと、そうでないところ

三つの問いは、結局その一枚に戻る ── 読まれる層と、読まれない層。どちらに置いたかで、破られうるかどうかが変わる。